創立100周年記念事業
学校法人近畿大学の創立100周年記念事業募金に対し、格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
令和8(2026年)年3月31日をもちまして、募集期間が満了いたしました。
期間中、多くの皆様から心温まるご支援と励ましのお言葉をいただき、
最終的に目標額を上回る成果を収めることができました。
本事業の趣旨にご賛同いただき、多大なるご支援を賜りました皆様方に厚く御礼申し上げます。
皆様方からお寄せいただいた貴重なご寄附は、当初の計画どおり、
創立100周年記念事業に有効に活用させていただきます。
今後とも、本学の発展に向けた歩みに温かいご支援とご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
令和8(2026年)年4月

HIROSHIGE SEKO 世耕 弘成 学校法人近畿大学理事長

ITARU MATSUMURA 松村 到 近畿大学学長
「実学教育」と「人格の陶冶」
人に愛される人
信頼される人
尊敬される人
を育成することにある。
"総合大学として多彩な学部を揃え、「実学教育」によって研究成果を社会に役立てる。"確固たる信念を持ち、近畿大学を創設した世耕弘一の「炎の人生」をたどります。
明治26年(1893年)、和歌山県に生まれた世耕弘一は、高等小学校卒業まで首席を通しながら、経済的な理由で中学進学をあきらめて奉公に出ました。しかし、学問への思いは断ちきれず、東京・神田の英語学校を経て日本大学へ進学。卒業後は朝日新聞社に就職しますが、弘一の才能と志に注目していた日本大学によって、大正12年(1923年)、ドイツの名門ベルリン大学へ留学する機会を与えられました。
留学を終えた弘一を待っていたのは、不況の嵐が吹き荒れ、失業者が溢れる日本でした。「国民を飢えさせてはいけない」との思いから政治家を志し、昭和7年(1932年)に衆議院議員に初当選。以後30余年、権力の不正と戦う“反骨の政治家”として、国民のために手腕をふるい続けました。

弘一は活躍の舞台を教育現場に移します。貧しさのため一度は進学を断念した経験から、「学びたい者に学ばせたい」と近畿大学の創設に情熱を傾けました。「医学部から文学部まで全学部を揃えたい。全ての日本人が大学教育を受けられる時代を見据えた先駆けモデルとなる大学をめざす」。「学問・実際一如の有機的教育の徹底を建学の精神とし、特に魂の啓培に力を注ぎ、堅実な思想を持つ有為な人材養成を目的とする」。弘一が人生をかけて思い描いた理想の教育、それが近畿大学であり、現在もその精神が受け継がれています。
